新人研修で厳しく指導しない事

新人の特性を理解しよう

社会人となり、新しい環境に入った新人は、不安でいっぱいです。そして誰もが仕事で失敗したくはないと思っています。周囲の人は同期を含めて知らない人ばかりで、自分の印象を少しでも良くしたいと思っているでしょう。新人研修では、新人に対して何を求めているのかという目的があります。それは、仕事をする上で必要な知識や基本的な技能を習得し、OJTのための素地を作ることです。研修時に仕事としての成果を求めることは誤りです。仕事で成果を得るための方法を学ぶ場所ですので、成果よりも理解を重視すべきでしょう。当然、新人は研修で成果を求められても困ります。研修とは学ぶ場所であるという認識を持っているからです。研修を行う場合、それらのことを念頭に置いておくことが重要です。

研修で行う指導の方針とは

まず、目標は新人の理解度に置くべきでしょう。ただ連れまわし、知識を一方的に流して紹介するだけでは意味がありません。研修を終えた新人が、業務に必要な素地となる知識や技能を習得することが重要です。そのための指導方法は、教育者の資質によって合う合わないがありますが、研修に関しては「確認」だけでなんとかなるものです。業務においては、叱り、褒めることが重要になってきますが、研修では確認だけで十分です。何故なら成果を求めていないからです。知識や技能を体験させ、最低限の水準を満たすことを確認するだけでいいのです。そこに強く叱ることは必要ありません。新人は失敗をしたくてしているわけではなく、新しい環境での自分の印象の構築にも敏感です。新人が気持ちよく仕事に進めるように気を付けましょう。